2018年のクリスマスは晴れ。
冬の晴れの日はカーテンを開けて日光を取り込みます。
日当たりの良いWIC(ウォークインクローゼット) 兼 家事室。 花粉症なので、洗濯は室内干しです。
白~赤が温度の高い場所、青~黒が温度の低い場所です。白が35℃、黒が25℃を表しています。
全ての窓にペアガラスの樹脂製内窓を付けていますが、南面窓だけはLow-Eガラスを使っていません。
冬に太陽熱を室内に取り込むためです。Low-Eガラスで太陽熱をカットしたら勿体ない。 太陽熱は暖房器具がわり使います。
各室と外気温のグラフです。 エアコンはつけていませんが、外気温が4.8℃~9.3℃に変化しても、室内は19.2℃~21℃に保たれています。(断熱リフォームをしているので熱が逃げにくい) 参考までにこの部屋のスペックは Ua値:0.29
換気システム:「せせらぎ」(パッシブエナジージャパン製熱交換型)
です。
寝室も南面なので、日光が室内に入る10:00~16:00で徐々に室温が上がります(グラフの黄色)
参考までに、21時前頃からLDK(グラフのオレンジ色)の室温が上がるのはガスコンロで調理をしたからです。
断熱性能が優れていれば、このくらいの室内外の気温差があっても、晴れていればエアコンをつけなくても寒くはなく、日射熱と調理や家電から出る熱だけで快適に過ごせてしまいます。
逆に夏は暑いんじゃないの?・・・と言われそうですが
夏は太陽の位置が高いため、上の階のバルコニーが日射を遮ってくれます。
このようにエネルギーを無駄に使わず、自然の力を巧く活用する手法を「パッシブ・デザイン」と言います。
住まいの省エネが重要になっています。「パッシブ・デザイン」という考え方、覚えておいて下さいね。
使用した機材
iPhoneに取り付けて使える手軽なサーモグラフィーです。Android用もあります。あちこちの温度が目で見て分かって楽しいです。
リーズナブルな温度・湿度計データーロガー。置いた場所の温度と湿度を記録します。amazonで購入。 15分ごとに記録する設定にしています。データーは付属のUSBケーブルでPCに専用ソフト(英語)を使用してExcel形式で取り込んでいます。
センサーの精度のばらつきは専用ソフトで校正できます。±0.1℃になるように調整して使っています。
日本語の取扱説明書もあります。
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